ただ記録する。

日々の記録。

わからない。

 「結婚したいか」この問いの答えはシンプルに言えば「どちらでもない」だ。先日、会話のなかで聞かれた軽い質問に対してめんどうくさい回答をしてしまった。まだ結婚に対しての知識が浅かったあの頃のわたしだったら多分、「結婚したい」と何も考えずに答えていたと思う。今までいろんな方とお付き合いをしたり、友人や周りの人が結婚したり、また、離婚していくのを見聞きしていくなかで、結婚という儀式は「するものではない」という考えに至った。そして「恋人」は作るものではないんじゃないかという考えもある。人間に興味を持っていろんなことを知ってコミュニケーションをとり、そのひとが恋人になったときに結婚というものが必要かどうかを話し合うのではないか。今ひとりで生活をしているわたしにはその答えがわからない。恋人ができたとき、その人と暮らしたいと思うならば一緒に暮らすんだろうし、それが必ずしも結婚ということになるのか。家族じゃないと病院とかで立ち会えないとか、そういうことがあるんだろうけど、結婚はふたりのつながりを保証するものではないし、強いて言うなら社会的に認められるということなのかもしれないな。お互いが認めあえれば世間のひとなんてどうでもいい。結婚、つまり婚姻制度というものが必要かどうかを話し合って決めて利用したらいいんじゃないかと思う。結婚したってしなくたって離れるときは離れるし居れる人とは一緒に居れるんじゃないかな。わたしは「結婚したい」とは思わないけれど、人生をともに歩むパートナーがいたらいいなと思う。今のわたしにはその先のことはわからない。わかった、答えは「わからない」だ。