ただ記録する。

日々の記録。

さびしさの向こう側

f:id:sankumatomic:20210527210654j:plain

ひとりでも楽しい。たのしいとさびしい、そして、その他のいろんな感情は、わたしのなかに同居している。ひとりでいてもだれかといても楽しいときは楽しい。誰かといても、ひとりでも、寂しいときは寂しい。わたしの何かがたのしかったり、寂しかったりする。ひとりだから寂しいわけでもないし、誰かといるから楽しいわけでもない。わたしはさびしいという感情を意識して、だしてしまわないようにしていた。だって、さびしいに気づいたらさびしくなるから。さびしいという感情に浸ってしまうから。わたしのなかの寂しさに溺れたら、わたしがわたしを救えなくなる。他人に頼るのが怖くなったのはいつからだろう。誰かがいてもわたしのことはわたしにしか救えない。ぺしゃんこになってしまったら、もとに戻れなくなるかもしれない。それでも今、さびしいの存在を強く認識している。たのしいもさびしいもわたしのなかにある。