こんなにたくさんのひとがいるのに知らないひとだらけ。
都会を歩くと、とにかくひとがたくさんいる。
おじいちゃんやおばあちゃんは標準語、
小学生だって電車に乗り、駅構内を歩いている。
案内板を頼りにわたしは歩く。
苦手な矢印がある。
それはUターンのような矢印。
これを見るとどこにいっていいかわからなくなって、困る。
改札を出たあとに立ち止まらず歩くひとたちはすごい。
わたしはだいたい大きな柱のそばへ行き、
次目指す道を確認してからでないと歩けない。
マップアプリを使ったとしてもマリオカートのように逆走する。
逆走したとしても、まあ戻ればいいだけだ。
だいたいのことは、まあどうにかなる。
今朝はひさしぶりにドリップしたコーヒーを飲んだ。
甘いパンも食べた。
ベランダの植物を見て、みんなにおはようと挨拶をする。
夜がきて朝が来る交響曲というサニーデイ・サービスの桜super loveの歌詞を思い出す。
きょうもあたらしい朝がきたな。