2020-09-21 あやふやなボーダー 歩きながら蝉の抜け殻を探した。セミの声は聞こえない、抜け殻はそこにあった。捨てられている黄色の傘、ずっとそこにある。他人の声は時にはノイズになる。本を読んでいたら、新聞を音読している人がいて、2冊同時に読書しているような錯覚に陥った。声が大きいわけではないが、うるさくて耳障りだった。気がついたらあしたになっていた。きょうは昨日で、明日がきょう。